【院長ブログ】ピコトーニング・ピコスポット・ピコフラクショナル──肌悩み別に正しく使い分けましょう
- hbeautyclinicinfo
- Jun 17
- 4 min read
Updated: Jun 18
こんにちは。エイチビューティクリニック院長の市川です。
当院では、さまざまな肌悩みに対応するために
「ピコレーザー治療」
を導入しています。

中でもご相談の多い3つのメニュー──
ピコトーニング
ピコスポット
ピコフラクショナル
について、
「何がどう違うの?」
「自分にはどれが合っているの?」
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
本日は、それぞれの特徴と適応、
そして選び方のポイントを、
医師の視点からわかりやすくご紹介します。

◆ ピコトーニング:
くすみ・肝斑にやさしく効く、“肌全体のトーンアップ”レーザー
◎ こんな方におすすめ
肝斑が気になる
顔全体のくすみや色ムラが気になる
シミ予備軍を予防したい
肌にやさしい治療をしたい
▼ 特徴と効果
ピコトーニングは、
低出力で顔全体にやさしく照射するレーザー治療です。
刺激を抑えながら、
メラニンを少しずつ分解し、
肌のトーンを均一に整えていきます。
特に、炎症を起こすと悪化する肝斑に対して、
安全かつ有効なアプローチが可能です。
▼ ダウンタイム
赤みやヒリつきはほとんどなし
メイクは施術直後から可能
回数を重ねて効果を出す(5〜10回目安)
▼ 院長のひとこと
「とにかく肌を明るくしたい」「レーザー治療は初めてで不安」
という方にもぴったりの施術です。
肌の調子を安定させたい方に、
月1回ペースでの継続をおすすめしています。
◆ ピコスポット:
シミ・そばかすをピンポイントで狙う。しっかり治療派に
◎ こんな方におすすめ
はっきりしたシミ・そばかすがある
老人性色素斑(日光ジミ)を消したい
できるだけ少ない回数で効果を出したい
部分的なシミ取りを希望している
▼ 特徴と効果
ピコスポットは、
高出力で特定のシミにだけレーザーを照射する治療法です。
ピコ秒という超短時間で色素を砕くため、
肌への熱ダメージを最小限に抑えつつ、
効果は非常に高いのが特徴です。
▼ ダウンタイムと注意点
照射直後:薄いかさぶたが形成(1週間程度で自然に剥がれます)
その後:炎症性色素沈着(PIH)を起こすことがあり、色素の改善には数か月~半年以上かかる場合も
紫外線対策と美白スキンケアが重要です
必要に応じてトラネキサム酸や外用薬を併用します
▼ 院長のひとこと
「このシミだけ何とかしたい」
という明確なお悩みがある方には、
ピコスポットが最適です。
ただし、反応が強い施術だからこそ、
アフターケアと紫外線対策の徹底がとても大切です。
時間をかけて丁寧に治していきましょう。
◆ ピコフラクショナル:
毛穴・ニキビ跡・ハリ改善に。肌の土台を作り直すレーザー
◎ こんな方におすすめ
毛穴の開きや凹凸が気になる
ニキビ跡を改善したい
肌のハリやキメを取り戻したい
ファンデーションのノリをよくしたい
▼ 特徴と効果
ピコフラクショナルは、
点状にレーザーを照射し、
微細なダメージを与えて肌の再生を促す治療です。
これにより、コラーゲンの生成が活性化し、
毛穴・ニキビ跡・小ジワなどの肌質全般が改善されます。
▼ ダウンタイム
赤み・軽い腫れが1〜2日程度出ることがあります
翌日からメイク可能
3~5回の継続で肌質改善を実感しやすい
▼ 院長のひとこと
肌の表面ではなく“内側から”整えていく治療です。
今ある悩みだけでなく、
将来的な肌老化の予防にもつながるので、
エイジングケアとしてもおすすめです。
◆ まとめ:
あなたの肌悩みに最適なピコレーザーを選びましょう

院長より
ピコレーザーは、それぞれの特徴と照射方法がまったく異なるため、
「どれが一番いい」
ではなく
「どれがあなたの肌に合っているか」
がとても大切です。
エイチビューティクリニックでは、
丁寧なカウンセリングを通して最適な治療プランをご提案しています。
気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
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